Q. 血圧が下がりすぎた時でも続けて薬を服用してもよいのでしょうか?
A.立ちくらみ(急に立ち上がった時にフラフラする)などの低血圧の自覚症状がなければ、家庭での自己測定で、少しぐらい血圧が低くても薬の服用を続けて下さい。
もし、「上の血圧(収縮期血圧)」が90〜100?Hg 以下になることや立ちくらみなどが続くようなら医師または薬剤師にご連絡下さい。
Q. 血圧の薬を服用していて副作用は大丈夫なのでしょうか?
A.どんな薬でも、副作用のない薬はありません。
しかし、幸いなことに最近の高血圧の薬では、重大な副作用はきわめて少なくなっていますので、
下記の正しく服用するための注意点を守っていれば心配ありません。
正しく服用するための注意点
1.薬を間違って多く服用したり、服用時間を間違うと予想以上の効果があらわれて血圧が下がりすぎることがあります。
2.他の病院からもらっている薬があれば必ず医師に知らせてください。薬のなかには高血圧の薬と、のみ合わせの悪いものもあります。
3.何かいつもと違う不快な症状があれば、遠慮なく医師か薬剤師に連絡してください。
4.過去に副作用を経験した薬があれば、あらかじめ医師に知らせてください。
Q. 高血圧の薬を服用し始めてから、何かからだの調子が悪くなったようですが、これは副作用なのでしょうか?
A.高血圧の薬を服用し始めてから、しばらくの間(だいたい1ヵ月位)は、からだがだるいとか元気がないといった症状がでることがあります。
しかし、たいていの場合これは副作用ではありません。
最近の高血圧の薬は、効果が割合に早くあらわれて、早く血圧が下がります。
この血圧の変化にからだが馴れるまでの期間、からだの調子が悪いと感じるのです。
ただし、なかには副作用として本当に元気がなくなることもあります。
また、急速に血圧が下がり過ぎた場合も、からだの調子が悪くなることがあります。
いずれにしても、早めに医師にご相談ください。
Q. 血圧が下がったら薬は服用しなくてもよいのでしょうか?
A.血圧が下がったからといって薬をやめてはいけません。
高血圧の原因は、まだよくわかっておらず、薬で原因を取り除くことはできません。
薬の効果で血圧が下がっているだけで、薬をやめれば血圧は元の高い状態に戻ってしまいます。
また、薬を服用したりしなかったりすると、血圧の変動が大きくなり、むしろ動脈硬化を早めたりしますので、継続して服用することが大切です。
ただし血圧の下がる程度によっては、薬の量や種類を少なくすることもできますので、日頃から家庭の血圧計などでご自分の血圧を知り、医師にご相談下さい。
Q. 血圧が下がりすぎた時でも続けて薬を服用してもよいのでしょうか?
A.立ちくらみ(急に立ち上がった時にフラフラする)などの低血圧の自覚症状がなければ、家庭での自己測定で、少しぐらい血圧が低くても薬の服用を続けて下さい。
もし、「上の血圧(収縮期血圧)」が90〜100?Hg 以下になることや立ちくらみなどが続くようなら医師または薬剤師にご連絡下さい。