Q. 血圧の薬を服用していて副作用は大丈夫なのでしょうか?
A.どんな薬でも、副作用のない薬はありません。
しかし、幸いなことに最近の高血圧の薬では、重大な副作用はきわめて少なくなっていますので、
下記の正しく服用するための注意点を守っていれば心配ありません。
正しく服用するための注意点
1.薬を間違って多く服用したり、服用時間を間違うと予想以上の効果があらわれて血圧が下がりすぎることがあります。
2.他の病院からもらっている薬があれば必ず医師に知らせてください。薬のなかには高血圧の薬と、のみ合わせの悪いものもあります。
3.何かいつもと違う不快な症状があれば、遠慮なく医師か薬剤師に連絡してください。
4.過去に副作用を経験した薬があれば、あらかじめ医師に知らせてください。
Q. 高血圧の薬を服用し始めてから、何かからだの調子が悪くなったようですが、これは副作用なのでしょうか?
A.高血圧の薬を服用し始めてから、しばらくの間(だいたい1ヵ月位)は、からだがだるいとか元気がないといった症状がでることがあります。
しかし、たいていの場合これは副作用ではありません。
最近の高血圧の薬は、効果が割合に早くあらわれて、早く血圧が下がります。
この血圧の変化にからだが馴れるまでの期間、からだの調子が悪いと感じるのです。
ただし、なかには副作用として本当に元気がなくなることもあります。
また、急速に血圧が下がり過ぎた場合も、からだの調子が悪くなることがあります。
いずれにしても、早めに医師にご相談ください。