幼児・子供のアトピー性皮膚炎について
2011-03-09 15:15
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2才から学童期の10才くらいまでの皮膚症状は、それまでのジクジクした 湿疹からカサカサした乾燥性の皮膚炎へと移行します。体や四肢などに毛穴が鳥肌様に目立ってガサガサ感じられるアトピック・ドライスキンの上に擦れやすい 部位や掻きやすい部位に一致して丸い盛り上がった堅い赤み(貨幣状湿疹型の)がポツポツと島状に点在します。
進行すると膝や肘、手首足首、首の後ろなどに厚みのある堅い皮膚症状が出現し、時に痒みのため掻いた傷跡もみられるようになります。
その後12才ころから思春期のころにかけては今度は上半身に皮膚症状が出てくるようになります。背中上方、胸部上方、くび、顔に細かいカサカサしたリンセツ(皮むけ)を伴う赤みや痒みが生じてきますが、重症化すると全身に症状がみられるようになります。
入浴法
オケにぬるま湯を少量いれて固形石鹸をそのぬるま湯で泡立てます。その泡やその石鹸が溶けて薄まっているぬるま湯をすくって手で汚れたところのみ毎日洗うようにします。乾燥しやすいところは石鹸を使わないでお湯で洗うだけで十分です。
汗のかく時期や外遊びで汚れた時は帰宅後すぐシャワーで汚れを(石鹸を使わずに)流すことも大切です。
あがったら10分以内に保湿剤を外用します。炎症や痒みがあるところはまず、処方薬を塗った後に保湿クリームを外用します。処方する保湿クリームでもカサカサがある場合は、セラミドなど天然の保湿因子の入ったものも有効です。
セラミドなど保湿因子が欠乏しやすいアトピー性皮膚炎の皮膚症状では、皮膚を守る角質のバリアが弱まり、”とびひ”や水イボ、イボなどの感染症が起こりやすくなります。
最近の研究でアトピー性皮膚炎の患者さんは”フィラグリン”という表皮にあるタンパクが欠損または減少しやすいということがわかりました。フィラグリンは 皮膚の角質バリアの形成に大きく関わる因子であるため、その欠乏または減少によってバリア機能が障害されてアレルゲンの侵入が繰り返し起こりやすく、アレ ルギー反応が獲得されてアトピー性皮膚炎が生じやすいと推測されています。
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