花粉症の治療
2011-03-09 15:29
サザンガーデンクリニック?
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花粉症の治療は
花粉との接触をなくすることが大切です。
花粉が飛ぶ晴れた風の強い日は外出をひかえ、帰宅した時髪や服についた花粉を落としましょう。
治療としては予防的内服があります。
これは花粉が飛びはじめる約2週間前より予防的にアレルギーをおさえる薬をのむ方法です。
花粉の本格飛散の始まる2週間ほど前から、アレルギー症状を抑える「抗アレルギー剤」を服用しますと、シーズン中の症状をやわらげることが出来ます。
この初期療法はかなりの治療効果が期待できます。
当院での初期治療(予防)を始める時期の目安は、発症前投薬は1月下旬に開始をお勧めしています。
例年1月中から症状が出るような極端に過敏な人は、1月初旬から発症前投薬をはじめても良いと思います。
●花粉症の治療に投薬される主な薬剤
<抗ヒスタミン剤>
即効性があり、ひどいくしゃみや鼻水にはよく効きます。
ただし人によっては”眠気”が出るかも知れません。
<抗アレルギー剤>
このお薬は”眠気”が少なく、くしゃみ、鼻水、鼻づまりに効きます。
しかし効きが少し遅く、1〜2週間後に最高の効果が発揮されます。
予防薬にも使われ、現在多くの種類があります。
薬効にはそれぞれ特長があり、アレルギー症状の程度によって使い分けられています。
<漢方薬>
漢方薬としては比較的効果の速い小青竜湯などが使われます。
眠気がないのが特徴です。抗アレルギー薬と併用薬としても用います。
<ステロイド点鼻薬>
鼻粘膜の浮腫を抑え、くしゃみ、鼻水、鼻づまりに優れた効果を示します。
効果も比較的早く現れますので、抗アレルギー剤の経口薬と併用することで症状はかなり抑えられます。
鼻内に噴霧しますので、副作用もほとんど問題ありません。
<抗アレルギー剤の点鼻薬>
症状が比較的軽度の人、経口薬では眠気が強く出る人など様々なタイプの人に使われます。
<血管収縮点鼻薬>
血管を収縮させ鼻づまりをなくすお薬です。しかし長期間頻繁に使用するとかえって慢性的な鼻づまりを引き起こすことがあり、連用は勧められません。
短期間使用することは差し支えありません。市販点鼻薬にはこのタイプの薬剤が含まれていることがありますので長期連用には注意が必要です。
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