接種回数と接種時期
普通は生後2か月から、4週(中27日)以上の間隔で3回、1歳を過ぎたら(12-15か月)に4回目を接種します。
接種開始の年齢 | 接種回数 | 接種スケジュール |
生後2か月〜6か月 | 4回 | 1回目から4週(中27日)以上の間隔で2回目 2回目から4週(中27日)以上の間隔で3回目 生後12-15か月に4回目 |
生後7か月〜1歳未満 | 3回 | 1回目から4週(中27日)以上の間隔で2回目 2回目から60日以上の間隔で3回目 |
1歳 | 2回 | 1回目から60日以上の間隔で2回目 |
2〜9歳 | 1回 | 1回のみ |
おすすめの接種スケジュール
2か月の誕生日から開始して、4週(中27日)間隔で3回受け、1歳を過ぎたら追加接種を1回受けます。できれば、2か月でヒブワクチンと同時 接種で開始して、3か月からはヒブワクチン、三種混合(DPT)ワクチンとの同時接種で7か月までに最初の3回接種が終わると早く抗体(免疫)ができるの で、より望ましいものです。
3本同時接種については、小児科医と相談してください。
3本同時接種については、小児科医と相談してください。
ワクチンの効果と安全性
小児肺炎球菌ワクチンは世界の約100カ国で承認され、すでに41カ国で定期接種に導入されているワクチンです。ヒブワクチンと同時接種をする ことで、細菌性髄膜炎予防に非常に有効です。極めて安全性が高く、効果が高いワクチンですので、一日も早い承認、定期接種化が望まれます。
このワクチンもWHO(世界保健機関)が最重要ワクチンの一つとして、低開発国を含めてすべての国で、国の定期接種にすべきだと勧告しているものです。病気が重いだけでなく、早期診断が難しいので、受けられる年齢になったらすぐに接種します。
このワクチンもWHO(世界保健機関)が最重要ワクチンの一つとして、低開発国を含めてすべての国で、国の定期接種にすべきだと勧告しているものです。病気が重いだけでなく、早期診断が難しいので、受けられる年齢になったらすぐに接種します。