接種時期と接種回数
普通は生後3か月から三種混合(DPT)ワクチンと同時に、3−8週間隔で3回、その1年後に4回目。ただし単独接種も可能。また生後2か月から接種可能なので、こちらの方が早く抗体ができて、より望ましいものです。
ヒブワクチンは、1回目の接種年齢によって接種間隔・回数が異なります。詳しくは表をご覧ください。
接種開始の年齢 |
接種回数 |
接種スケジュール |
生後2か月〜6か月 |
4回 |
1回目から3−8週間隔で2回目 2回目から3−8週間隔で3回目 3回目の1年後に4回目 |
生後7か月〜1歳未満 |
3回 |
1回目から3−8週間隔で2回目 2回目の1年後に3回目 |
満1歳〜4歳 |
1回 |
1回のみ |
5歳以上 |
接種不要 |
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おすすめの受け方
2か月から小児用肺炎球菌ワクチンと同時接種で開始して、3か月からは小児用肺炎球菌ワクチン、三種混合(DPT)ワクチンとの同時接種で4−5か月までに終わる方が、早く抗体(免疫)ができるので、より望ましいものです。
また、発売時点で生後3か月以上のお子さんは、表のスケジュールでなるべく早く受けましょう。
このワクチンもWHO(世界保健機関)が最重要ワクチンの一つとして、すべての国で、国の定期接種にすべきだと勧告しているものです。
スケジュールをたてるときのポイント
病気が重いだけでなく、早期診断が難しいので、受けられる年齢になったらすぐに接種します。
三種混合(DPT)ワクチンと同時接種も可能です。
副反応
接種したところが赤く腫れたり、しこりになったりする場合があります。頻度は三種混合(DPT)ワクチンよりも少し多いですが、腫れの程度は同じくらいです。