赤ちゃんのアトピー性皮膚炎
赤ちゃんのアトピー性皮膚炎は、生後2ヶ月から6ヶ月にかけて顔の中でも凸部であるホッペタやアゴ、おでこ、耳の前後に赤い湿疹がたくさん出来て次第にそれがつながって表面がジクジクした赤みになって生じることがほとんどです。
一般に学童期の子供に比べると食べ物との関連が多いと言われ、卵や牛乳・大豆などのある特定の食べ物をとった後30分から1,2時間後に顔や体にジンマシンのような赤みが出て一回消えるもののその後に体全体のアトピー性皮膚炎の症状が悪くなります。
幼児・子供のアトピー性皮膚炎
2才から学童期の10才くらいまでの皮膚症状は、それまでのジクジクした湿疹からカサカサした乾燥性の皮膚炎へと移行します。
体や四肢などに毛穴が鳥肌様に目立ってガサガサ感じられるアトピック・ドライスキンの上に擦れやすい部位や掻きやすい部位に一致して丸い盛り上がった堅い赤み(貨幣状湿疹型の)がポツポツと島状に点在します。
進行すると膝や肘、手首足首、首の後ろなどに厚みのある堅い皮膚症状が出現し、時に痒みのため掻いた傷跡もみられるようになります。